通院治療と後遺障害 | 名古屋の弁護士による交通事故被害相談なら黒川総合法律事務所

後遺障害の認定を受けるためには、治療段階から次のような注意が必要です。

 

 

１）事故直後に受診すること

事故後、しばらく経過してから受診すると、事故と怪我の因果関係が疑われてしまいます。事故後速やかに受診しましょう。

 

 

２）症状が一貫していること

事故直後から症状固定まで自覚症状が一貫して連続しているかが認定のポイントの一つです。

痛みやしびれなどの自覚症状は必ず医師に伝え、カルテ等に記載してもらってください。

 

 

３）適切な頻度で治療を受けていること

受傷状況からみて適切な頻度で、適切な治療を受けているが大切です。過剰な通院はかえって適切な治療であるのか疑われる場合もあります。

 

 

４）症状固定の時期は医師とよく相談すること

症状固定と診断されてから後遺障害等級認定の申請が可能になりますが、症状固定後は、治療費は自己負担になされますので、症状固定の時期を医師とよく相談してください。