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民法改正で交通事故の消滅時効が変わります

1 令和2年4月1日、改正民法が施行されました。今回の改正で時効制度も改正されましたが、消滅時効は交通事故被害者にも関係しますので、改正点を見てみましょう。   交通事故は被害者の生命・身体を侵害し重大な影響を与えます。そこで、消滅時効期間が伸長され、損害及び加害者を知った時から5年とされました。注意してほしいのは、これはあくまでも人身事故の話であって、物損事故は、従来通り3年で…
[2020.06.03]

好意同乗と賠償金減額

好意同乗とは、運転手の同意によって家族や友人が無償で乗せてもらうことをいいます。   運転手の過失で同乗者が人身事故に遭った場合、無償で乗せてもらったのに損害を全額運転手に請求するのは、公平に反するという理由で、古い判例は好意同乗による減額を認めていました。   しかし、最近の判例は単なる好意同乗だけでは減額しない傾向にあります。ただし、好意同乗者が事故発生の危…
[2020.06.03]

兼業主婦の休業損害

1 専業主婦の休業損害については、「示談交渉の相談」内に記事を書きましたが、今回は、パートで就労している兼業主婦の休業損害を見てみようと思います。   一般的に休業損害は、「1日当たりの基礎収入額×休業日数」によって計算されます。   兼業主婦の場合、1日当たりの基礎収入額は、パート代が月9万円だとすると3000円です。 専業主婦の場合、低い自賠責基準でも1日当たり5…
[2020.06.03]

加害者が自己破産を申し立てたらどうすればよいのか

1 交通事故の加害者が自動車保険に入っておらず、しかも自己破産の申立てをした場合でも加害者に責任追及できるのでしょうか。   破産法には、免責が認められない債権として、 ① 破産者が悪意で加えた不法行為に基づく損害賠償請求権 ② 破産者が故意又は重大な過失により加えた人の生命又は身体を害する不法行為に基づく損害賠償請求権 が規定されています。これに該当すれば、たとえ自己…
[2020.06.03]

バイクの過失割合は四輪車よりも低い

バイク事故における過失の扱いをみると四輪車に比べて過失が低く評価されています。   類型的に過失割合をまとめた「別冊判例タイムズ38」によると、例えば、信号のある交差点に双方とも青信号で進入した場合の過失割合は次のように定められています。 ① 四輪車同士の事故   右折車 対 直進車    = 80:20 ② 単車と四輪車との事故   単車右折 対 四輪車直進 = 70:…
[2020.03.27]

年金は逸失利益の対象として認められるか

逸失利益とは、被害者が亡くなっていなければ得られたであろう利益をいいます。亡くなった方が年金受給者であったとき、その年金収入に対しても逸失利益が認められるでしょうか。   年金が逸失利益と認められるかどうかは、①年金制度の目的、②保険料支払いと年金給付との間の対価性、③年金給付存続の確実性に基づいて判断されます。   国民年金は、当該年金受給者の損失補償ないし生活保…
[2020.03.26]

後遺障害認定に必要な後遺障害診断書の記載内容

例えば、下肢は、股関節・膝・足首の三大関節からなっていますが、これらの関節動作が制限されると関節の機能障害として後遺障害の対象となります。   機能障害の認定は、障害が残った側の可動域と障害の残存していない側の可動域を比較して判断します。可動域の測定は、日本整形外科学会及び日本リハビリテーション医学会が定めた測定方法にしたがって行われます。測定は、例えば股関節でいえば、屈曲・伸展、外…
[2020.03.26]

会社の損害賠償責任-従業員のマイカー通勤中の事故

従業員がマイカー通勤中に交通事故を起こした場合、会社は損害賠償責任を負うのでしょうか。 会社が運行供用者責任(自賠法3条)あるいは使用者責任(民715条1項)に問われないか検討してみましょう。   1 運行供用者責任 運行供用者責任は被害者を保護するために設けられた不法行為責任の特則です。運行供用者とは、自動車の使用についての支配権を有し、かつ、その使用により享受する利益が自…
[2020.03.23]

高齢者が被害に遭われたとき

1 後期高齢者医療制度の利用 (1)後期高齢者医療制度は、75歳以上の方が加入している医療制度です。交通事故に遭って怪我をした場合、加害者が自由診療によって治療費を支払うことが多いですが、場合によっては、後期高齢者医療制度により治療を受けることもできます(通院・治療の相談-「交通事故と健康保険」参照)。 (2)治療にかかった費用は、後期高齢者広域連合が後から加害者に請求し、支払ってもらう制…
[2020.03.23]

ある高齢被害者の事例報告

1 交通事故の発生 沢田寛治(仮名、84歳)は紅葉の始まった峰を見上げながら山道をウォーキングしていた。車の通りも少なく散歩するにはもってこいの山道だ。突然、右足に衝撃が走った。沢田は道路脇の溝まで飛ばされ、痛みで立ち上がることができなかった。車に撥ねられたと思った。 救急車が到着し、乗り込んだところまでは覚えているが、どれほど時間が経ったのか、気が付くと沢田は病室にいた。  …
[2020.03.13]
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